かつて日本のマイカーといえば「セダン」が王道でした。
広い室内、快適な乗り心地、トランクの実用性etc。まさに万能な存在。
しかし90年代以降、日本の自動車メーカーは新しい発想で次々と新カテゴリーの車を投入。
その結果、セダンは少しずつ日常の主役の座を奪われていきました。
今回は「セダン人気を食った」といえる代表的なクルマたちを5台ピックアップしてご紹介します。
1.ホンダ オデッセイ

(引用元:https://www.webcartop.jp/2016/01/30645/)
90年代前半、ホンダが放った大ヒット作が初代オデッセイ。
「セダンの快適性」と「ワゴンの積載性」を両立した、新しいジャンル“ミニバン”を切り開いた。
特に多人数乗車のニーズにドンピシャで、ファミリー層から圧倒的な支持を獲得。
結果、セダンからオデッセイへと乗り換える家庭が続出しました。
2.スバル レガシィ ツーリングワゴン

(引用元:https://www.webcartop.jp/2016/01/30645/)
荷物を積むならセダンよりワゴン、という新しい価値観を定着させたのが
レガシィ・ツーリングワゴン。
「走りの良さ」と「実用性」を両立させ、アウトドアや旅行好きから圧倒的な支持を集めました。
その後はSUV人気の流れにもつながり、セダン一強時代を終わらせた立役者の一台です。
3.日産 マーチ

(引用元:https://www.webcartop.jp/2016/01/30645/)
コンパクトカーブームの波に乗った代表格が2代目マーチ。
初代より親しみやすい丸みを帯びたデザインで人気を獲得し、街乗り用としてセダンに代わる選択肢となりました。
「小さくても十分」という価値観を広め、セダン神話を揺るがした存在です。
4.スズキ ワゴンR

(引用元:https://www.webcartop.jp/2016/01/30645/)
1998年に軽自動車規格が変更され、それまでの軽自動車の常識を覆したのがワゴンR。
「軽=狭い」というイメージを打ち破り、ハイトワゴンという新しいジャンルを築きました。
この成功をきっかけに軽自動車の人気が爆発し、「セダンじゃなくても生活の足になる」と考える人が増えたのです。
5.三菱 パジェロ

(引用元:https://www.webcartop.jp/2016/01/30645/)
80~90年代、RV(レクリエーショナル・ビークル)の代名詞として一世を風靡したのがパジェロ。
某バラエティ番組の景品としても有名になり、アウトドアブームを背景に大ヒットしました。
「休日はSUVで遊ぶ」というライフスタイルが広がり、セダンの存在感を薄める大きな要因となりました。
まとめ
セダンが日本のマイカー文化を牽引してきたのは間違いありません。
しかし、家族で出かけるならミニバン、荷物を積むならワゴン、街乗りにはコンパクト、自由を求めるならSUVと、ライフスタイルに合わせた“選択肢”が広がったことで、セダンの地位は徐々に後退していきました。
ただし、セダンが消えたわけではなく、今も高級志向やスポーツ志向のモデルとして進化を続けています。
「セダンが王道だった時代」を知っている人にとっては少し寂しくもありますが、多様な車種が選べる今は、ある意味もっと豊かなクルマ文化といえるのかもしれません。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
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